売上高

会計で経営改善:限界利益率1%の重みを確認せよ!

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会計で経営改善

「限界利益」ってナンだ?

【限界利益】=【売上高】-【変動費】

限界利益は、一般に「アラリ(粗利)」といわれる利益に近いものです。

この「変動費」の代表的なものは、仕入や外注費ですが、その他にも、売上の増減に連動するコスト=変動費には、

  • 通販業における、荷造運搬費
  • 代理店手数料や販売手数料
  • 飲食業における、容器・包装代

などがあります。

【売上高】から、これらの【変動費】を引いて計算した利益を【限界利益】といいます。
この「限界利益」をMAXにするための手段の一つとして「売上高」をMAXにし、もう一つの手段である「変動費」をMINにするわけです。

売上を追いかけていませんか?

限界利益
ほとんどの経営者は、少しでも売上を増やそうと、毎日一生懸命努力しています。
売上が増えれば、もっと儲かって、資金繰りも楽になるだろう、と思うからです。

売上を追いかけることは、決して悪いことではありません。

しかし・・・

「正しい追いかけ方」と「間違った追いかけ方」があることはご存知ですよね?

念のために確認しておくと・・・
「正しい追いかけ方」をすると、売上の増加に伴って、利益も増えていきます。
つまり「増収増益型」です。

一方「間違った追いかけ方」をすると、売上は増加するけど、利益は中々増えない。
場合によっては「増収減益型」に陥っているケースもあります。
最悪は「逆ザヤで販売」、売れば売るほど利益はドンドン減っていきます。

売上は、あくまでも「手段」です。目的は「利益」のはずです。
具体的には「アラリ≒限界利益」を「目的」としなければなりません。

マーカスは、収益改善に取り組む際、「限界利益」を最も重視しています。
「売上は、限界利益を稼ぐための手段である!」という考え方です。

貴社の「損益分岐点」はいくら?

損益分岐点は、一般的には「損益がトントンとなる売上高」のことです。
しかし、マーカスは「損益がトントンとなる限界利益」と定義付けています。

そうすれば、難しい計算式も理屈も必要ありません。

損益をトントンとするなら「固定費分の限界利益を稼げばよい」と単純明快です。

毎月の固定費が1,000万円なら、1,000万円の限界利益を稼げばトントンです。
毎月、500万円の利益が必要であれば、固定費1,000万円と必要利益500万円の合計1,500万円が、限界利益の目標値になります。


目的=毎月1,500万円以上の限界利益を得るにはどうすれば良いか?
手段=売上高と限界利益率の両面での目標を設定し、行動計画を立て、実行する。

これが、収益性改善の一つ「限界利益をMAXにする」という取り組みです。

限界利益率1%の重みを確認すること

限界利益÷売上高=限界利益率

この限界利益率をおろそかにできません。
限界利益率を1%改善すると、次のような影響・効果があります。

年商1億円であれば・・・・ 100万円
年商5億円であれば・・・・ 500万円
年商10億円であれば・・・1000万円

たった1%で、この影響です。

10100円「端数負けときますわ!」→1万円ポッキリ!

これで、100円=1%が吹っ飛びます。
でも、100円なので、あまり気にならないかもしれません。
そんな日常が1%にルーズな会社を作ります。
もったいないことです。

限界利益1%の影響・効果を再確認してみてください!

経営者が覚えておくべきキーワード

  • 売上は手段!目的は利益!
  • 損益分岐点とは、固定費をカバーするための粗利=限界利益である
  • 限界利益率1%をおろそかにするな!

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