クレド(1) – 私は、人の役に立つことを最大の喜びと感じます。
税理士はサービス業?
税理士は、先生業ではなくサービス業だ、と言い始めて四半世紀。
わざわざ「先生業」を「サービス業」と言い換えてアピールしなければならないほど、かつての税理士業は、サービス精神に劣っていたのでしょう。
「私の言うことを聞いておけばいいのだ」
「あなたは、***すべきだ」
と、今でいう「上から目線」で「指導」するのが、正しい姿とされていた時代に、違和感を感じる世代が、インターネットの出現とともに発言する機会を得て「先生業ではなく、サービス業として・・・」なんてコピーを発信し始めました。1990年代の出来事です。それから四半世紀。改めて「サービス業」を考えるにあたり、自問自答したのが
「サービス業って何だ?」。それを突き詰めると、サービス業とか***業とか、どうでもよく、そもそも「人の役に立たなければならない」という原点です。
「人の役に立つこと」への姿勢
マーカスのクレド・サービスバリューを明文化するにあたり、最初のキーワードにしたのが「人の役に立つ」ということ。当たり前のことです。しかし、その姿勢を重要視しました。「喜びと感じなければならない」と、義務感で感じるものではなく、自分の心と正直に向き合い、人の役に立つことについて、本当に「嬉しい」という感情があるかどうか?が大切です。
・自分は人の役に立つことを「嬉しい」と感じるタイプか? それとも「嬉しい」と感じないタイプか?
・「プレゼント」を、する方が好きか?もらう方が好きか?
・「サプライズ」が好きか?どうでもいいか?
究極のところ「サービスっていうのは、人の幸せにどれだけ作用するか?」ってことだと思います。
サプライズ・プレゼントをワクワクしながら考えて、プレゼントした時の相手が喜ぶ姿を見て素直に喜べる人。
そんなタイプの人が「人の役に立つことを喜びに感じる」ことができるのです。
真の顧客第一主義
人の役に立つことが好きで、人の役に立ちたい、と心から思える人材の組織でありたいと思います。
お客様にとっての最適解を常に求め続け、それにより、ご満足頂き、時には、感動を呼ぶ仕事を誇りに思える人材の組織。
それこそが「真の顧客第一主義」と掲げることができるのだと思っています。