最近「部門別会計」の仕事が急増しています。
最も多いのは、多店舗展開している企業の「店舗別管理会計」の設計と運用支援です。
どのお店が、どれだけ業績に貢献しているか?を
マネジメントする会計の仕組みを設計し、
その月次での運用をサポートします。
この仕事を通じて、毎回感じるのは、
「人材育成」と「組織活性化」への効果です。
表面的には「会計」としか見えませんが、
各部門長にとってみれば
「自分の成績表」が毎月公開される、というシステムです。
予算との比較、
前期との比較、
そして、他店との比較。
その中で、課題が明確になり、
解決のアクションを通じて、スキルが上がっていく。
業績が改善すると、気分も良い。
また、苦労が多いほど、その達成感や満足感は高く、深いものになります。
もちろん、良い時ばかりではないので
厳しい場面では、そのプレッシャーに潰されそうになる部門長もいます。
しかし「全体の最適解」という視点で見ると
その効果の大きさに、改めて「冥利」を感じます。
学生時代の師匠が
「堀井くん、会計は心理学やで」と教えて頂いたこと。
まさに「現場」で「納得」しています。