資金繰りがキツイ
ほとんどの経営者実感している「利益と資金のギャップ」。
「黒字なのに、資金繰りが苦しい」とか
「利益が出ているのに、実感がない」という状況です。
これが「損益」と「収支」の違いです。
その最も大きな要因が「返済」です。
毎月100万円を返済するために必要な利益は?
例えば・・・
毎月100万円の返済をするために、
どれだけの利益が必要でしょうか?
100万円の利益では足りませんね?
なぜなら、納税があるからです。
100万円の利益なら、法人税等は約35万円前後です。
納税すれば、65万円しか残りません。
したがって・・・
100万円÷65%=約150万円=必要利益です。
年間では、1800万円の利益が必要となります。
資金は出ていくが、経費にならないもの
この「返済」のように
「資金は出ていくが、経費にならないもの」の例として
・在庫
・生命保険の積立部分
・各種ローンの支払い
・固定資産のように減価償却の対象となるもの
などが代表的です。
これら「経費にならない支出」が「損益」と「収支」のギャップの原因です。
「必要利益=目標利益」を設定する場合、「収支をベースに検討する」ことが非常に重要です。
改めて確認してみてください。