決算書の見方

決算書の見方:ブサイクな決算書はカッコ悪い!

決算書の見方

ブサイクな決算書に気付いていますか?

年に一度の決算書。
経営者の成績表でもあります。

人に言えない苦労や努力も含めて、一年間、経営者は様々な思いを重ねてビジネスを行い、その成績表としての決算書。

そのせっかくの決算書が「不細工(ブサイク)」だったら、ガッカリです。
でも、残念ながら、大半の経営者の皆さんは「ベッピンかブサイクか」の見極めが苦手です。

マーカス経営会計事務所では、お客様の決算書をなるべく「ベッピンさん」にするため、様々なチェックポイントを持っています。
そのチェックポイントの一部をご紹介しますので、貴社の決算書が「ブサイク」になっていないか、確認してみてください。
もし、半分以上、該当項目があれば、顧問税理士に「もう少し、お化粧してね」とリクエストしましょう。

貸借対照表のチェックポイント

  • 滞留債権がバレバレ(またはその疑い)
    年商に比べて売掛金残高が異様に大きい決算書
  • 不良在庫がバレバレ(またはその疑い)
    年商・年間仕入と比べて在庫残高が異様に多い決算書
  • 仮払金が堂々と鎮座
    仮払金は、一般的に「未精算」というイメージがあります。決算が終わったのに未精算って?お金にルーズな会社という印象を受けます。
  • 貸付金が常駐
    潤沢な資金を持っていれば、ま、それもアリかな?と思えますが、資金繰りが厳しそうな決算書なのに貸付金って?そんな余裕あるの?って印象を受けます。
  • 社長貸付金
    その貸付金が、社長など役員への貸付金の場合は、さらにブサイクです。
    決算書だけを見て、事情を知らない銀行や税務署など、外部の人は「会社のお金を引き出しているルーズな経営者」という印象を受けます。
  • 未収入金が減っていない
    前期比較したときに、未収入金や立替金が減っていない場合、不良債権?という印象を受けます。損益計算書に、それに見合う「雑収入」など、見合いの収益が計上されている場合は、その疑いも晴れますが「これナニ?」「これナンデ?」と感じる不明瞭な債権残高はブサイクです。
  • 支払いストップがバレバレ
    何かの事情で、支払いが遅れている、敢えてペンディングしている、のかも知れませんが、買掛金・未払金の残高が大きいと「あれ、支払い苦しいのかな?」と思います。
    通常は、毎月定期的に支払いがされる、という「建前」があるので、その「建前」を超える残高があると、そんな誤解を受けがちです。
  • 税金、滞納してるの?
    特に、消費税です。資金繰りが厳しくて、消費税を滞納したり、税務署にお願いして分納してもらっている企業があるのも現実です。
    だからといって、決算書に「そのまんま」計上している決算書に出会うと、残念な気持ちになります。
    税金を滞納していることは、経営者にとって、できれば隠しておきたいことのはず。
    なのに・・・そんな決算書は、やっぱりブサイクです。

損益計算書のチェックポイント

  • 極端に科目数が少ない「製造原価報告書」
    意外と多いケースです。
    いわゆる製造業に加えて、工務店やソフトウエア開発会社の決算書を見ると「製造原価報告書」が、別シートとして添付してあることが少なくありません。むしろ、それが正しい方法です。
    なのに・・・この「製造原価報告書」を見ると、材料仕入、外注費、雑費、と3つくらいしか計上していない、という極端に科目数の少ない「製造原価報告書」をみかけることがあります。
    率直に言って「意味ないじゃん!」って感じです。小規模な事業所の場合、原則的な原価計算を行っていないので、損益計算書にまとめればいいのに、中途半端でブサイクやな~と思ってしまいます。
  • 何でもかんでも販管費にぶち込んだ損益計算書
    損益計算書の「販売費及び一般管理費」は「経常的に発生している事業関連費」という「建前」があります。
    この「建前」に沿うと、たまたま発生した臨時的な費用や、たまたま多額になった費用などは「経常的ではない」ので、「特別損失」に計上すればいいのに・・・と思うのです。公認会計士の先生に言わせれば「違う!」とお叱りを受けるかもしれませんが、それは「株式公開企業」の話であって、株式を公開していない中小企業の「利害関係者」は、銀行や税務署です。この銀行や税務署など「利害関係者の判断を誤らせない決算書」という本質に立ち戻れば、臨時的な費用は「特別損失」に計上すべきです。その心は?「経常利益を少しでも良く見せるため」です。
  • 雑費が大きい損益計算書
    ブサイクな決算書の典型例です。「雑費」って「その他、どの科目にも属さない費用」です。なので、その金額は大きいはずがありません。言い換えれば、大きい金額なのに、そのための科目を設定していない、会計にルーズな会社、という印象です。
  • 少額なのに偉そうな勘定科目
    上記の「雑費」の反対です。損益計算書に「新聞図書費3,240円」なんて記載されていると「偉そうに!」という印象です。これこそ「雑費」です。年間で3,240円しか発生していないのに、わざわざ、決算書に登場しなくてもいいのです。ブサイクです。

会社のイメージに直結する決算書

いかがでしょうか?マーカス経営会計事務所で、日常的にチェックしている項目の一部をご紹介しました。
決算書は、銀行や税務署、時には取引先に提出される「会社の重要文書」です。
なのに、それがブサイクであれば、会社のイメージ、社長のイメージに直結します。
我々は、会社の決算書を見れば、その経営者のタイプを大よそ見極めることができます。
「たぶん、きちんとした経営者だろう」「たぶん、ルーズな経営者だろう」って。
また、それが高確率で当たるものですから、面白いものです。

是非、この機会に、自社の決算書が「ベッピン」か「ブサイク」か確認してみてください。

追伸:自慢話:社長に恥をかかすな!

マーカス経営会計事務所で、よく飛び交う叱責を自慢しておきます(笑)。

「社長に恥をかかすな!」

会計事務所の担当者にすれば、決算書は「日常業務」です。
しかし、経営者にとってすれば「年に1回」「1年にたった一つ」の決算書。
その決算書で、銀行にご挨拶されたり、取引先に情報提供されたりします。
つまり「外部に晒される」のです。
その決算書を見た人は、少なからず何らかの印象を受けます。
その時に「社長、いい決算書ですね!」って褒めてもらいたいじゃないですか。
マーカスのクレド・ミッションに「心を込めて」というフレーズがありますが、まさに、その表れなのです。

(参考記事:クレド:私は、常に、心をこめてサービスを提供しています。

自社の決算書を徹底理解するチャンス!

あなたは自社の決算書を「熟読」したことがありますか?
「利益と税金」だけを見て、あとは、キャビネットに「永久保存」されていませんか?
顧問税理士に「経営目線」で納得のいく説明をしてもらっていますか?

「会計」に曖昧だと「経営」も曖昧になってしまいます。

もし、決算書を「熟読」したことがないなら、
是非「直近2期分の決算書」を持参して、
マーカスまでお越しください。

マーカスの代表・税理士、堀井が
直々に120分たっぷりと
「決算書レビュー(解説)」を「その場」で行い
「社長の決算書熟読のサポート」
を行います。

経営者として「決算書のどこを見ればいいのか?」をご理解いただけます。


  • 貴社の決算書を銀行はどう見てるか?
  • 印象は良いのか?悪いのか?
  • どんな収益構造なのか?
  • どんな財産構造なのか?
  • 安全なのか?危険なのか?
  • 今後、どうすればいいのか?

などをわかりやすく説明します。

費用は、初回に限り3万円+消費税です。

お待ちしております。

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